リリース履歴
2004年11月27日, バージョン 0.95 がリリースされました
今回のバージョン 0.95 のリリースに伴い、gtk-gnutella は Gnutella ネットワークの最先端の機能をサポートします。 Gnutella の機能にてらせば、バージョン 0.94 は推奨できないサーバントと考えられます。ネットワークが持つ性能を引き出すために、 またネットワークを健全な状態に保つためにも、すべての gtk-gnutella 利用者はできるだけ早く 0.95 にアップグレードする必要があります。
- GUI の更新:
- マグネットリンクへのドラッグ&ドロップが可能になりました。
- [GTK1] 検索結果の表示欄が減らされます、ヒットの詳細は下に隠れている分割されたペインで表示されるようになります。
- グラフ表示される進捗インジケータが新しくダウンロードされる部分、現在ダウンロード可能な部分をより正確に表示します、また実際にダウンロードし ている箇所を矢印で指します。
- 検索結果の最大数が 1000 に引き下げられます。多くの検索結果を受け取ってしまうなら、お望みのファイルを検索するためにはフィルター、あるいはも っと絞った検索式 (クエリー) を入力して下さい。
- 検索結果の利用可能なすべての情報を表示するため、"ファイルに関する情報" という項目が検索結果ペインに加えられています。
- ステータスバーがコンタクトの取れたホストキャッシュに関するフィードバックを表示します。
- Gnutella ノード・ステータスがどれくらいのバイト数を送信/受信したのかを表示するようになります。
- ノードペインでは、検索ペインのように、どの欄を表示するかを右クリックで現れるメニューから設定できます。
- さらに多くの一般統計がステータスペインに追加されました。TCP と/または UDP トラフィックのステータスを別けて見られます (メッセージのみです、 フロー制御は見られません)。
- ダウンロード可能なファイルの評価情報を取得するため、Bitzi サポートが追加されています。詳細は http://bitzi.com/ を御覧下さい。
- MaxMind の好意により、ホストの地理情報が表示されるようになりました。
- 最近開発された Gnutella ネットワークの機能がサポートされました:
- 高い出次数 (OutDegree) により Gnutella ホスト間の接続性が向上しています。今回ネットワークの最大 TTL (パケットの有効時間) は 4 に、ウルトラ ノードは最低でも 30 基のピアと接続を維持する必要があります。
- ウルトラピア間の Last-hop QRP (問合わせルート設定プロトコル) がサポートされました。
- 動的な問合わせがサポートされましたので、単にクエリーを広域送信する代わりに、ピアの問合わせを選択的に行えます。これはリーフノードのクエリーおよ び、ウルトラノードとして動作している時のあなたのクエリーに対して使用されます。
- 帯域外 (Out-Of-Band) クエリーヒットにより、他のサーバントは Gnutella ネットワークを経由させずに、直接あなたに検索結果を届けられます。
- OOB のプロキシ経由のクエリーを利用することで、レガシーリーフノードが発したクエリーへのヒットを、ウルトラノードのレベルで直接届けることが可能に なります。
- ファイアウォール内にあるホストは、ウルトラノードになれないようになります。
- "自動設定" モードで実行している場合、アップロードが異常に速い送信速度で滞っていたり、帯域幅が飽和していることを示しているなら、Gtk-Gnutell a はリーフモードに戻されます。
- TCP に加えて UDP も転送プロトコルとしてサポートされます。この機能を最大限活用するために、ファイアウォールの設定を変更する必要があるかもしれま せん。この UDP ポートは TCP に使用されるポートと同じものを使用します。
- ファイアウォールの検出が UDP の検出も含めて改良されています。
- NTP が走っていないホストでの時計のずれを算出する方法が再設計されています。 また gtk-gnutella はローカルホストで走っている NTP を自動的に検出するようになります。
- 2 ギガバイト以上のファイルも使えるよう、巨大ファイルへのサポートが加えられています。
- 日本語訳が加わりました。
- フランス語とドイツ語の翻訳が更新されました。
チェックサム
gtk-gnutella-0.95.tar.bz2 | MD5: de2ff4973c975ee16cdd69ca72c06bcd |
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SHA1: 38be3abced5add254f7a0fff88b7e7e1d0e47fa8 |
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urn:sha1:HC7DVPHNLLOSKT32B77YRN7H4HIOI75I |
2004年7月10日, バージョン 0.94 がリリースされました
バージョン 0.93.4 のリリースで 0.93 ブランチは安定性が改善されている一方、リリース 0.94 にはいくつかの素晴らしい新機能が追加されました、とは言え 0 .93.4 と同じくらい安定しているはずです:
- GUI が更新されました:
- ファイル情報ペインは "ダウンロード" に名前変更されました。
- ダウンロード・ペインは "送信元" に名前変更されました。
- ダウンロードの途中経過が視覚的に表示されます。すでにダウンロードされているファイルの部分、今現在ダウンロードしている部分および Gnutella ネットワーク上にあるダウンロード可能な部分が表示されます。
- アップロードとダウンロード送信元ペインも視覚的な進捗バーを表示します。
- GTK2 の GUI の横幅が 933 ピクセルよりも狭くできるようになりました。
- 検索結果の表示欄に拡張子も表示されますので、必要ならファイルの拡張子による並べ替えもできます。
- Gnet ステータス・パネルとステータスバーが水平分布統計を表示します。
- 新しい Gnutella の拡張規格 HSEP/0.2 が組み込まれました。これは水平サイズの推定量を提示します。到達可能なノードやファイルの数、ネットワーク上 に存在するすべてのファイルの合計サイズが表示されます。
- リモートシェルにコマンド "HORIZON" が加えられました、これは (パケットの) 到達領域ステータスを出力します。
- 標準ポートが指定されない場合は、無作為に選んで使用し続けます。
ファイアウォールの内側にいて gtk-gnutella にポートをルーティングさせているなら、まだそのポートを使用しているか確認して下さい! - ブートストラップする gwebcache リプライから最大 150 基までのホストを解析するようになります。
- gtk-gnutella は新しいホストキャッシュでより素早くネットワークに接続します。
- オランダ語の翻訳が更新されました。
- ドイツ語の翻訳が更新されました。
- スペイン語の翻訳が更新されました。
- フランス語の翻訳が更新されました。
- ハンガリー語の翻訳が更新されました。
チェックサム
gtk-gnutella-0.94.tar.bz2 | MD5: 8319ff7b8a5a5a7be995894c2ad3280f |
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2004年1月25日, バージョン 0.93.3 がリリースされました
これらは 0.93.2 安定版以降になされた変更です:
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GUI の更新:
- 新しいノード情報ディスプレイの設定: ライブラリのサイズ/共有ファイル数を表示します、また設定/ユーザインターフェイス・ペインから設定可能になっています。
- 禁止処理に使用されている現在のファイル記述子数が表示されるようになります。
- GTK1 では検索結果の並べ替えの速度が向上しています。
- 検索の "閉じる" ボタンがもっと便利な場所 (右上の角) に移されました。
- 多くのサーバントが高い出次数 (OutDegree) をサポートするようになったので、標準のノード接続件数が 12 件に上げられました。
- メモリの漏洩が一掃されました。
- 接続が妨害されたまま長い時間留まっている場合に、(検索式ヒットを含む) パケットをより積極的に破棄するようフロー制御アルゴリズムが高度化されました。この新しい "敏速" モードは 'F' の代わりに 'S' フラッグで示されます。
- バグの修正: #846755, #876011, #857075, #874596, #859761, #762121.
ソースコード: gtk-gnutella-0.93.3.tar.bz2
MD5値: 34e357c768e6bbecd267d04b95e9c380
urn:sha1:GWLS2F7SW7MCMZYNG7HM2BO3O5MQJFH2
Debian-3.0 (安定版) パッケージ: gtk-gnutella_0.93.3-0_i386.deb
MD5値: 447148a79ed57890a90f6d1d8d2bafcc
urn:sha1:KG7KDQ7NTFBUT7LGJNGFWPMA5D66SAOE
非公式 Redhat-9, Mandrake-9.2, and Slackware-9.1 パッケージが eqom14 のウェブサイトで取得できます。 これらの gpg 署名されたパッケージを検証する方法に関しての手順は、そこにある README ファイルを御覧下さい。
2004年1月5日, バージョン 0.93.2 がリリースされました
これらは 0.93.1 安定版以降になされた変更です:
-
GUI の多くが更新されました:
- GTK2 のように GTK1 もグループ化された検索とダウンロードをサポートします。
- GTK1 および GTK2 の GUI が機能に関してできるだけ同じになるよう同期化されました。
- Gnet ペインでリーフノードとノーマルノードが明るい灰色で表示されます。
- 0.93.1 で潜り込んでしまった GTK2 インターフェイスでのメモリ漏れ問題が修正されました。
- ウルトラノードになるのに必要な帯域幅が相当下げられました。これは SHA1 クエリーをシステマチックに回送する代わりに QRP を通してフィルター処理するようになったためです。gtk-gnutella は外部にあるすべてのサーバントが QRP テーブルに SHA1 URN を含むものとみなすようになります。
- 上記の結果、リーフノードの標準の数が増やされました。
- BearShare に対しての特殊な修正がなされました: gtk-gnutella が生成した HTTP ヘッダーは Continuation (継続) を使用し well-formed だったのですが、BearShare はこれらを誤って解析していました。このためにこれを無限ループに入れていたのです...
- 検索結果は一気に更新するために GUI でバッファするようになります。このことにより CPU の使用率および再描画の量をかなり減らします。このバッファ処理の時間は GUI から設定可能です。
- gtk-gnutella は ICU ライブラリがあれば LimeWire の UTF-8 クエリーに完全準拠します。これがなければローマ字のみの使用になります。
ソースコード: gtk-gnutella-0.93.2.tar.bz2
MD5値: a89c3bc8e94a9bc63d0d7e1a9573e104
urn:sha1:5S76TMCQFNEMAXM5Z4R3BMYECK7HLFUB
Debian-3.0 (stable) Package: gtk-gnutella.gtk1_0.93.2-0_i386.deb
MD5値: fe69d3b0f65fdf473d9b40983c422fba
urn:sha1:XRDW4SQTYWXTOYEGCV7HVQ5KOG7FTXEI
2003年12月28日, バージョン 0.93.1 がリリースされました
これらは 0.93 安定版以降になされた変更です:
- エキスパートではない人達のために GUI が単純化されました。初心者はより詳しく知るようになって "上級者" モードを有効にしない限り、画面上に奇妙なものを見る機会が少なくなるでしょう。
-
GUI では多くの改良があります:
- 表示される Gnutella ノード情報は細部にわたって設定できるようになります。 また、標準では 4 つの統計情報のみを表示するように減らされました。
- Gnutella ペインからハンドシェーキング・バージョンと稼働時間欄を隠せるようになります。
- 自動モードで動作している時には、ウルトラノードになるための基準が表示されます。
- リーフノードのオドメーターはリーフノードとして動作している時には自動的に隠されます。
- GUI の更新が最適化されたので利用者が見ていない画面を更新する必要はなくなりました。負の面は、もしその画面に移る場合、画面が更新されるまで古くなったデータが約 1 秒ほどそのまま残ってしまうことです。
- 0.93 はアップロードされる部分ファイルをダウンロードしているピアのように報告していませんでした。
- リモート制御 "シェル" は標準でコンパイルされるようになりますが、操作できるようにするには GUI で有効にしてやる必要があります。
- "有効性のタイムアウト" によるたびたびの接続解除を避けるためにウルトラピア間の接続性が改良されました。
- バグの修正:
- あなたが気付くであろう他多くの小さな変更点があります...
ソースコード: gtk-gnutella-0.93.1.tar.bz2
MD5値: 75840de7a45dbceff0ba045749e7afec
urn:sha1:ITUMBC5X2VE4QDWFBNS7GUHIPLVIXVCS
Debian-3.0 (安定版) パッケージ: gtk-gnutella_0.93.1-0_i386.deb
MD5値: 8203ed9c53f297dcb73798657f927610
urn:sha1:FQ2XETJTTMO6HNQPGNOBGOVVJTHPJUVI
Redhat-9 RPM: gtk-gnutella-0.93.1-1.gtk1.i586.rpm
MD5値: 2701fc8709490142229ea4e13a2d2d90
urn:sha1:OOWWW4W5AKE4XVRW76RKG5THP4OPMUBN
Redhat-9 SRPM: gtk-gnutella-0.93.1-1.gtk1.src.rpm
MD5値: 2c07b845f41bc9c8ab1d0aafa413aad0
urn:sha1:FUUG6D7LALRZJ3WV7OKWY3FX6BRMDQD2
Mandrake-9.2 RPM: gtk-gnutella-0.93.1-0.gtk1.1mdk.i586.rpm
MD5値: 652a4fa75417d150e8710a5ed56c9e9c
urn:sha1:55O6LQ6ULFDR76ZX2J5KSRSRUC32NLT3
Mandrake-9.2 SRPM: gtk-gnutella-0.93.1-0.gtk1.1mdk.src.rpm
MD5値: 1872a475124c2fe4f035e4bae2639c7e
urn:sha1:Z4IE43GH5QAB6EIIH7R3JEWACCBAAASS
Slackware-9.1 パッケージ: gtk-gnutella-gtk1-0.93.1-i586-1.tgz
MD5値: ef31284ecf1dd7eb54b94b09444a4a31
urn:sha1:XHE4Y337KHN3LF4ZIXPYLESLQXUANBOO
2003年12月2日, バージョン 0.93 がリリースされました
これらは 0.92.1 安定版以降になされた変更です:
- gtk-gnutella はクライアントおよびサーバの両面で部分ファイルの供給をサポートします。たとえダウンロードが完全に終わっていなくても、ダウンロードが開始されるとすぐに他のサーバントに対する別の送信元として使用されます。
- ダウンロードの最中に不一致が起こった場合、ファイルは自動的に削除されて再び最初からダウンロードされます。
- どのダウンロードをリスト (完了したもの、失敗したもの、利用不可なもの) から消去するかをよりうまく指定するために GUI が改良されました。
- 検索式 (クエリー) ヒットから取得した "代わりのダウンロード場所 (Alternate-Location)" を集めます。
- IP のみの代わりにホスト名もサポートします。あなたのマシンのホスト名は固定されていて IP のみが動的に変わるなら、例えばアドレス .dyndns.org, gtk-gnutella はそのホスト名に関連付けられた IP へ接続するようにすることが可能です。
- 試すべきではない "代わりのダウンロード場所 (Alternate-Location)" を送信するようになります。
- 帯域幅が不足している時は完全なヘッダーを送信しません。
- 設定でのどの変更も自動的に保存されるようになります。設定を確実に保存させるためにクライアントを終了させる必要はありません。
- 自動ピアモードで gtk-gnutella を走らせても、もうクラッシュは起きないはずです。
- 悪意あるホストから保護するために新しいアドレスが hostiles.txt に加えられました。
- gwcache.boot の無効なリンクは削除されました。
- gtk-gnutella がクラッシュすることなく実際に遠隔コントロールが働くはずです。
- Metaconfig に切り替えたことによる 0.92.1 でのビルド問題は (大部分) なくなっているはずです。
- より多くのプラットフォームでビルドできるようコードがきれいになりました。
- 現在 GTK2 インターフェイスにはメインテナーがいませんので GTK1 インターフェイスで利用できるオプションのすべてを利用できないかもしれません。
ソースコード: gtk-gnutella-0.93.tar.bz2
MD5値: 78d099392a61064ca30fac84c888550b
SHA1: QJPA5JMD2GIN4ECZAPQCUMCBX7COQLZN
Redhat-9 パッケージ: gtk-gnutella-0.93-1.i586.rpm
MD5値: 4a0806582db9450460385f88dbc99b8d
SHA1: ZHP2THYXSIHBEI4JY7UGYLUKEQ5PW646
Debian-3.0 (安定版) パッケージ: gtk-gnutella_0.93.0-0_i386.deb
MD5値: ae30cb81a204af6ae991acdb9bd299b6
SHA1: AY2YEINNFCX4WIQ56I6R6KJBGGF7C565
Suse-8.2 パッケージ: gtk-gnutella-0.93-1suse82.i386.rpm
MD5値: 25cc509d68d7cd8ef84ca7ce572505e9
SHA1: R2FKRZXOITLLKWF7SJ5FC6WS5MU5IW2U
Slackware-9.1 パッケージ: gtk-gnutella-0.93-i586-1.tgz
MD5値: 90d051de62452b2ded991fa330515250
SHA1: QJPA5JMD2GIN4ECZAPQCUMCBX7COQLZN
2003年8月15日, バージョン 0.92.1 がリリースされました
これらは 0.92 安定版以降になされた変更です:
- プロキシ経由の Push サポートが追加されました、これはファイアウォール内にあるサーバントで起こる問題を減らします。
- 0.90 以前の設定ファイルへのサポートが打ち切られました。
- PARQ が改良されて、関連する一部の問題が修正されました。
- ダウンロードの標準のフォルダが $HOME にセットされます。
- より多くのプラットフォームや他の (C99) コンパイラでコンパイルできるように、多数の細かなバグの修正およびコードの整理が行われました。
- 不正ノードと接続を続けるのを避けるために不安定な IP アドレスとサーバントを監視できるようになりました。
- ダウンロード・ペインは、現在いくつの項目が活発に、そして受動的に待機列に入れられているを示します。
- 検索ペインでは無視されるヒットを隠したり、SHA1 かファイル名が一致するため、すでにコアによってキューに入れられているヒットを隠せるようになります。
- "撤去" ボタンが長すぎるファイル名のために隠されてしまう場合がありました (#770625)。
- _search_send_packet() における二重 free() の問題が修正されました (#706014)。
- もう "撤去" ボタンがクラッシュを引き起こすことはありません (#757276)。
- ダウンロードを再開 (リジューム) する際にクラッシュを引き起こす可能性のあるバグが修正されました (#739262)。
以下の変更は GTK+ 2.x フロントエンドのみに影響があります:
- XFT サポートは標準で有効になりました。
- ノードおよびアップロードパネルが (少し) 調整されました。
- アップロードがステータスで並べ替えられても、もうクラッシュしません。
- UTF-8 で符号化されていない文字列が GTK+ 2.x に渡されると警告を発します (#769342)。
以下の変更はビルド方法に影響を与えます:
- Metaconfig に切り替えて autoconf/automake を廃棄しました。これには非 Linux システムで明らかになっているいくつかの移植性の問題があるかもしれません。というのも多くの metaconfig の部品が GTKG の設定のために開発される必要があるからです。結局それは何とかなるでしょうが。
- 今のところ autoconf からしか設定できないので、GNU gettext() を含む "intl" フォルダはもうサポートされません。あなたのシステムが GNU gettext() を適切にサポートしていないなら、コンパイルできるようにするために NLS サポートを無効にする必要があるかもしれません。
2003年6月15日, バージョン 0.92 がリリースされました
ここにあるのは 0.91.1 以降の変更の一部です:
- 今回からウルトラピアをサポートします、つまり gtk-gnutella はウルトラノードあるいはリーフノードとして動作することになります。まだノーマルノードと して動作することができますが、これは賢いやり方とは言えません、なぜならそれはあなたを Gnutella ネットワークの極一部に押しやってしまう恐れがあるからで す。
- ノードの状態 (リーフまたはウルトラモード) を表す新しいアイコンが追加されました。
- GTK2 フロントエンドは、たとえ GTK1 より遅くとも、もう試作ではありません。速度の問題は基礎をなす GTK ライブラリの実装がやや非効率なことに起因しま す。1 GHz のインテルチップに匹敵する CPU が搭載されていない場合は GTK2 を使用しないで下さい。
- クライアント側での PFSP (部分ファイル共有) サポートが追加されました。gtk-gnutella は部分ファイルを持っているサーバからダウンロードできるようにな ります。
- アップロードおよびダウンロードの両方に完全な PARQ サポート (受動/能動遠隔キューイング) が追加されました。
- 新しい Gnet 統計: TTL およびホップ毎のフロー制御されたパケットを表示します。
- Gnet 接続ペインの "種類" 欄は "フラグ" になりました。
- Ping/Pong/Push での GGEP サポートが追加されました: 受け付けられたこれらのパケットは、GGEP をサポートしている事を知らせながら接続ホストに回送され ます。
- 新しい設定 "余剰帯域幅を利用する": もし必要とされる場合、Gnet または HTTP で使用されないすべての帯域幅は他に回されます。
- アップロードおよびダウンロードされた合計バイト数の総計が追加されました。
- ベンダ特定メッセージのサポートが追加されました。
- 新しいホップ-フロー・サポート: 今回より、フロー制御された遠隔接続は、こちらのフローを制御している事を警告するようになります。従ってこちらはそれ らに送信する代わりに、外部への帯域幅を節約しながら、即座にクエリーを破棄できるようになります。
- 検索式 (クエリー) ヒットにおいて gtk-gnutella のバージョンを表示するようになります。
- キューペインはキュー (待機中のダウンロード) の総計と同様に有効なダウンロードの総計も表示します。"有効" ダウンロード・ペインは遠隔サーバが応答す るダウンロードが表示されるエントリーです。
- 接続アルゴリズムが変更されました: これにより実際に設定されたものより多くの接続を試みるて、必要になった場合に、後で余分な接続を破棄するようになり ます。
- 敵対的な IP アドレスを除外します。
- ダウンロード画面に "ファイル情報" ペインが新しく追加されました。まだ完成していませんが、現在登録しているダウンロードとそれらのステータスを表示します。
- Gnutella ウェブ・キャッシュのドメイン名の解決は非同期的に行われるようになります。GUI が DNS リクエストにより固まることはもうありません。
- 一部性能が向上しています: もっとも重大なボトルネックが取り除かれました。
2002年11月22日, 0.91.1 安定版がリリースされました
ここにあるのは 0.91 以降の変更の一部です:
- 見えない所でダウンロードされたファイルの SHA1 を検証するようになります。
- フォルダを設定する新しいパラメータが追加されます、このフォルダがある場所に知らされた SHA1 とは一致しない "不正ファイル" が置かれます (標準では /tmp になりますので、設定するのを忘れないで下さい)。
- 異なるファイルシステム上にある様々な "ダウンロード" フォルダをセットアップするのが可能になるように、今回から見えない所でファイルがコピーされます。
- ノード接続時間および遠隔ノードの稼働時間が (可能であれば) 表示されます。
- SHA1 検索を始めるため検索語入力フォームに "magnet:" URI を貼り付けられます。
- 左下にある "接続インジケータ" が切り替え可能になります。接続を切ると、アップロードの提供およびダウンロードの処理を除くあらゆる Gnet 接続が終了するでしょう。
- 実行中のダウンロードのステータスがどれくらいの数の送信元を利用できて、どれくらいの数が現在有効 (すなわちダウンロード中) かを表示します。同様に、詳細な報告をしながら、ファイル全体がダウンロードされるまでのおおよその残り時間も表示します。
- ファイルの SHA1 が分かっている場合に、最近の BearShare (4.1.x またはそれ以降) および Shareaza (1.6.0 またはそれ以降) からきちんとダウンロードで きなくなるバグが修正されました。
- 関連する IP を禁止することで "大量に来る PUSH" に対して保護処置を取るようになります。
- 起動時に、ダウンロード完了したファイル (その SHA1 が問題ないと確認されたかによります) を関連フォルダに移動しながら、置去りにされているファイルをダウンロードの "tmp" フォルダでスキャンして、それらをファイル情報データベースで再統合します。
- 細かなバグの修正: 一時退避する時の Push のタイムアウトに対する秒読み時期が不適当でした、クラッシュや不正確な振る舞いを引き起こす可能性のあるコーナー・ケース処理が修正されました、X-Live-Since ヘッダーで偶発的なローカル化が起こっていました、多数のアップロードをクリアする時に GUI が固まってまっていました、不明瞭な移植性が修正されました。
2002年10月19日, 0.91 安定版がリリースされました
ここにあるのは 0.90 以降の変更の一部です:
- HTTP/1.1 を使用します、これは言外に永続的な接続をサポートすることを示唆します。
- インターネットに繋がっているか監視して接続の調子が悪ければ (長くて三分の遅れを検出後)、接続リクエストを減らすようになります。
- 多数の送信元からのダウンロード (Swarming) がサポートされます: gtk-gnutella は別の送信元が利用可能な限り、同一ファイルの異なる一部を多くのホストからダウンロードするようになります。
- ダウンロード・キューをもっと多くの送信元で埋めるように、今回からダウンロード・メッシュ (ダウンロード中の別送信元の収集) が使用されます。
- 検索式 (クエリー) ヒットから別にダウンロード可能な場所を受動的に収集するようになります。ダウンロード設定ペインの多元ダウンロード (Swarming) を設定する場所でこれを有効にできます。
- 使用中のホストへの頻繁なアクセス (hammering) を避けるために、また全体を減速させることなくキューにおいて 5000 以上の規模のエントリーを扱えるよう、ダウンロードのスケジュール処理が全面的に再設計されました。
- 今回より "Push" フラグを備えるようになります。もしファイアウォール内にない遠隔ホストがこのフラグを誤ってセットした場合、可能であれば無視するよう 試みるでしょう。
- ダウンロードされたファイルを覚えておいて、同じファイルをダウンロードする更なるリクエストを無視するようになります。検索結果においてより明るい色で表示することで、すでに共有しているファイルと同様に、これらにも視覚的なマークを付けるようになります。
- gtk-gnutella にあなた自身が作成した "SHA1" および "名前/大きさ" による無視ファイルリストを渡せるようになります。ですが、この機能に関する文書は作 成中です。
- "上級者モード" が追加されました。これが有効になっている時のみ利用者に一部の最も複雑な設定を表示します。
- 新しい Gnutella 統計ペインで、パケットの種類に応じて、送信および受信した数、こちらで生成した数、こちらで破棄した理由を表示します。
- UTF-8 のクエリーを理解するようになりますが、生成はしません。
- 重要なバグが修正されています、それによって初期のバージョンのすべての gtk-gnutella が、故意ではないのですが Gnutella トラフィックを悪化させていま した!
- 一般公開されているホストキャッシュを使わずに Gnutella ウェブキャッシュ (GWebCache) を使用するようになります。
- 転送中のものだけでなく、すべてのアップロード要求を表示します。接続が中断された場合でもその理由が表示されます。
-
新しい種類の検索ステータス: ルーターによるクエリー、クエリー全体。
- "ルーターによるクエリー" はどれくらいの数のクエリーを gtk-gnutella に直接接続しているいずれかのノードから受け取っているかを表示します。
- "クエリー全体" は別個の検索語の代わりに完全な検索文字列を基にしたステータスを表示します。
- 新しくステータスバーにアイコンで視覚的な表示を行います: gtk-gnutella がライブラリを再構築しているかどうか、見えない所で共有ファイルの SHA1 を算出しているかどうか、それとインターネットに接続しているかどうかが分かるようになります。
2002年7月7日, 0.90 安定版がリリースされました
ここにあるのは 0.85 以降の変更の一部です:
- CPU の使用率がずっと少なくなるよう、検索での自動選択が非常に高度なものになりました。
- より新しいバージョンの gtk-gnutella に出会った時に利用者に注意を促すようになりました。
- 検索語に "urn:sha1:" と入力してその後に Base32 値を続けることで、URN 検索ができるようになります。
- すべての設定は GUI から行えるようになっています。
- Linux の ipchains/iptable のように働くよう検索フィルターが全面的に再設計されています。
- 試作だった "自動ダウンロード" が廃止され、新しいフィルター処理コードに取り代えられています。
- Gnutella 帯域幅を管理できるようになっています (0.85 ではすでに HTTP 帯域幅を管理できましたが、GUI 経由では設定できませんでした)。
- HTTP および Gnet 帯域幅がリアルタイムに表示されます。
- 完全な HUGE (Hash/URN Gnutella Extensions) サポートが追加されました。
- ローカルホストの環境設定が追加されました。
- 圧縮トラフィックをサポートしているノードに接続する際には gtk-gnutella もそれを行えます。
- アップロードおよびダウンロードではユーザ・エージェント/サーバ情報が表示されるようになります。
- ダウンロードキューにステータスが追加されました。
- ダウンロード・キューを手動で凍結できるようになります。
- 検索はウィンドウの左側にリスト表示されるか、以前のバージョンのようにタブとして表示されます。
- 頻繁にアクセスしてくる (hammering) サーバントを自動的に禁止します。
- 多くのカッコよい新機能が追加されました、それらはいろいろ試しているうちに発見するでしょう。
2002年4月4日, 0.85 安定版がリリースされました
0.80 以降の (利用者に分かる) 変更の概要は:
- 接続の安定性を高めるために Gnutella トラフィックの優先順位づけとフロー制御がサポートされます。
- 外部への接続に、SOCKS バージョン 4 と 5 に加え HTTP プロキシも使えるようになります。
- "強制的にローカル IP を使う" が有効にされる場合、あなたの IP アドレスの変更が検出されると gtk-gnutella は自動的にその値を更新するようになります。
- 検索統計が追加されました。
- アップロード統計は利用者がアップロードしたファイルとその回数の記録を保存しておくようになります。
- アップロードされたファイルの大きさが表示されます。またリクエストされている範囲が取得範囲欄に "リクエストサイズ @ ファイル全体での位置" の形で表示されます。
- ノードのサーバント名が (分かっていれば) gnutellaNet ウィンドウに表示されるようになります。
- GUI 経由ではなく設定ファイルからでしか設定できませんが、入力および出力トラフィックの帯域幅管理が可能になります。これはアップロード/ダウンロードトラフィックのみで Gnet トラフィックは管理できません。
- 表示される転送速度が平均値ではなく瞬間転送速度になります。
- 上記に加えて、アップロードおよびダウンロードでは転送に掛かった時間を表示します。
- 必要の無い gnutellaNet ステータスウィンドウが隠されました。